統合失調症ABC

統合失調症の症状や治療について、
わかりやすく解説します

2.どのような症状ですか?

統合失調症の症状は大きく「陽性症状」「陰性症状」「認知機能障害」の3つに分けることができます。

3つの症状

陽性症状

陽性症状

妄想

「テレビで自分のことが話題になっている」「ずっと監視されている」など、実際にはないことを強く確信する。

幻覚

周りに誰もいないのに命令する声や悪口が聞こえたり(幻聴)、ないはずのものが見えたり(幻視)して、それを現実的な感覚として知覚する。

思考障害

思考が混乱し、考え方に一貫性がなくなる。会話に脈絡がなくなり、何を話しているのかわからなくなることもある。

陰性症状

陰性症状

感情の平板化(感情鈍麻)

喜怒哀楽の表現が乏しくなり、他者の感情表現に共感することも少なくなる。

思考の貧困

会話で比喩などの抽象的な言い回しが使えなかったり、理解できなかったりする。

意欲の欠如

自発的に何かを行おうとする意欲がなくなってしまう。また、いったん始めた行動を続けるのが難しくなる。

自閉(社会的引きこもり)

自分の世界に閉じこもり、他者とのコミュニケーションをとらなくなる。

認知機能障害

記憶力の低下

物事を覚えるのに時間がかかるようになる。

注意・集中力の低下

目の前の仕事や勉強に集中したり、考えをまとめたりすることができなくなる。

判断力の低下

物事に優先順位をつけてやるべきことを判断したり、計画を立てたりすることができなくなる。