第1回 お薬の形について
回答結果
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今回はお薬の形についてお聞きしました。
Q2・Q3お薬の形の好き・嫌いについては、「普通の錠剤」が好きという方がほとんど(約80%)で、嫌いな形は、「注射」(50%)、「粉薬」(約30%)でした。「注射」は“針が怖い”“痛みがある”など、「粉薬」は、“むせる”“飲み込みにくい”“苦い”などが嫌われる理由として考えられます。また、Q4では、80%以上の皆さんが「お薬の形を自分で選びたい」と回答されました。
いくら効果のある薬でも、体の中に入らなければその力は発揮できません。薬を飲み続けて効果を得るためには、自分の好きな(飲みやすい)形を選ぶことも大事な要素と言えます。
また、医師から一方的に治療を受けるよりも、治療を受ける皆さん自身が“自分に合っている”と思う治療を選択する方が、医師と良好な関係が築けることも分かっています。お薬の形には普通の錠剤以外にも、口の中で速く溶ける錠剤(口腔内崩壊錠)、水剤、注射剤(デポ剤・LAI)などいろいろありますから、ご自身の飲みやすさ(飲み心地)や生活リズムに合ったものを主治医の先生と一緒に考えてみてはいかがでしょう。
この結果は、ご本人を対象に2009年3月~2009年6月の期間にインターネットを通じて実施されたアンケートによるものです。
上島国利(精神科医師)
昭和大学名誉教授
回答数:59
性別
男性
女性
0
20
40
60
80
100
年齢
20歳以下
21~30歳
31~40歳
41~50歳
51歳以上
0
20
40
60
80
100
Q1:お薬に様々な形(錠剤、粉薬、水薬など)があるのはご存知ですか?
1. 知っている
2. 知らない
0
20
40
60
80
100
Q2:お薬のかたちで、一番好きなものはどれですか。
1. 速く溶ける錠剤
2. 普通の錠剤
3. 粉薬
4. 水なしで飲める水薬
5. 注射
0
20
40
60
80
100
Q3:お薬のかたちで、一番嫌いなものはどれですか。
1. 速く溶ける錠剤
2. 普通の錠剤
3. 粉薬
4. 水なしで飲める水薬
5. 注射
0
20
40
60
80
100
Q4:色々なお薬の形(錠剤、水薬、粉薬)があったら、自分で選びたいと思いますか?
1. 自分で選びたい
2. 自分では選びたくない
0
20
40
60
80
100
Q5:お薬を飲むときに、水がなくて困ったことがありますか?
1. 困ったことがある
2. 困ったことはない
0
20
40
60
80
100